ワーキングプアからの脱却をはかるのは、非常に厳しい道のりである、ということがわかったと思います。そんなに厳しいのは無理だ!という人のために、ここでは、もう一つのワーキングプアとの付き合い方を提案してみたいと思います。
それは、ワーキングプアという状態であっても、お金よりももっと有意義で大切な、他の価値観を手に入れるということです。たとえば、福祉の仕事は低賃金で重労働ですが、休日は年間100日程度はあります。つまり、全く時間がない、というわけでもありませんし、業界は常に人手不足で、中高年でもよっぽど変な人でなければ普通は雇ってくれます。であれば、困っている人の生活を手助けする、という立派な目標に価値観を感じ、休日はのんびりと過ごす、という生活も素晴らしいでしょう。田舎で暮らせば、それだけ生活費は安く済みますし、お金のかかる趣味をもたずに、ハイキングや山歩きなどに興味をもてば、健康にも良いし節約にもなります。
高い外国産の高級車や、指輪、アクセサリー、最新式の家電は不必要です。そんなものがなくとも、充実した生活を送ることはできるはずで、それができないのは他人に見栄をはりたい、という心がどこかにあるからでしょう。
ブランド物のカバンや財布は、本当によいものだから長く使える、という理屈もあります。しかし、5万円の財布を20年使ったとしても、2000円の財布を三年に一回買い換える方が経済合理的です。ここにも、異性や同性への見栄、アピールが見え隠れしています。そういった、大量生産、大量消費、高いものは良いもの、という幻想から脱却し、より豊かな人生、より豊かな生活へ価値観をシフトしてゆきましょうよ、ということです。
ワーキングプア とは? All Rights Reserved. 2007 lastupdate:08/10/11